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一度は死んだ身であるこのブログの管理者が色々と実験・試してみる場所です。
たきやん。の Burning Heart (実験・研究室)
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2014年11月10日・朝 京都の住み家から出る前・・・
2018-05-06-Sun  CATEGORY: 手記・自叙伝
午前5時の数分前、普通に目が覚めた。
今の環境を捨てる、人間関係もほぼ全て捨てる。
重い決心のはずなのに、そうは思えない自分がいる。

前日、20年来の付き合いがある友人に、
荷物の搬出を手伝ってもらった。
新今宮駅のコインロッカー。そして、友人宅。
2か所に分けて荷物を預けている。

かなりのものを処分したはずなのに、
まだボストンバッグ2つ分ぐらいの荷物がある。
衣類でバッグ1つ、そして、今後の時間つぶしのために、
と思っている本(クイズ本が主だが)で1つ。

1つ1つ、逃げる上での最終事項を確認する。
部屋の鍵・退職願・社員証・制服など、置いておくべきものや
返すべきものは部屋の入口の下駄箱の上に。
制服はクリーニングした状態で。
ゴミなどもきっちりと、所定の場所に捨てておく。
「立つ鳥、跡を濁さず」ではないが、あまりにも
見苦しい去り方はしたくはなかった。
それが、自分なりの意地でもあったし、
京都という場所へのせめてもの敬意の示し方。

「憧れの京都やったはずやのに・・・」
「なんで、こうなってしもたんやろ・・・」
という気持ちもあったが、それ以上に、
「生きること」への執着心が勝った。
最低限の状態で生きる。それから考えていけばいい。
その気持ちが最も大きかった。

ぎりぎりまで職場にバレないで大阪・西成区に行くためには、
JRを使うという選択肢はありえなかった。
阪急、西京極駅から梅田、そして環状線経由で新今宮。
これが最も誰にも見られないルート。
西京極まで自宅から歩いて30分強。
6時過ぎには家を出ないと、同僚にバレる可能性がある。



6時過ぎ。
一通り、確認が終わったはずだったが・・・
「履く靴下がない・・・」
近くのコンビニで買えばいい。
そう思いながら、部屋を後にした。
周囲に誰の目もないことをじっくりと確認しながら。



「半年弱だったけど、京都という場所は満喫した」
「仕事以外の時間はホンマに楽しかった」

という気持ち、そして、
「今後、二度と表には出られへんのやろな」
「余生を世捨て人として生きて行かんとあかんねんな」

という侘しい気持ちを抱きつつ。
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